身体介護のサービスの基本

身体介護の仕事内容は、在宅(訪問)介護サービスの1つです(施設でも行われています)。要介護1~5の認定を受けているか、要支援1か2の認定を受けている高齢者および障がい者がこのサービスを受けられる対象となります。しかし、要支援の場合は「介護予防訪問介護」というものになります。介護予防訪問介護とは、要介護状態へ症状が進行してしまうのを防ぐためのものであるため、身体介護よりも生活の援助がメインとなります。また、要支援1の場合は、週に2回までと定められています。

身体介護のサービス内容は、次の3つに分けられます。まず1つ目は、1人ではスムーズに行えなくなった利用者に対して行われる、利用者の身体に直接触れて行う介助です。一例を挙げると、食事や入浴、着替えや体位変換、排せつや歩行の介助などがこれに当たります。食事介助での調理や食後の歯磨きなどの口腔ケア、準備や後片付けもサービスに含まれています。

2つ目は、利用者の自立を支援し、重度化を防ぐために行うものです。これは15項目にしっかりと定められており、1つ目とは違って利用者を横からサポートする形になります。例えば、服薬を適切に行えるよう声をかけることや、洗濯物を一緒にたたんだり掃除を一緒にするなどといった行為がこのサービスに当てはまります。安全を確保し、いつでも介助できる状態で行うことがポイントです。

3つ目は、特別な資格と専門的な知識や技術を要するもの。喀痰吸引や経管栄養は医療行為であるため、介護福祉士の資格に加えて、喀痰吸引等研修を修了することが必須となります。